ベトナムの伝統料理フォーを探る
フォーはベトナムの伝統料理で、多くの外国人旅行者に愛されている名物です。でも、この国民食についてどれだけ知っていますか?さっそくVN Cookingと一緒に探ってみましょう!
起源
フォーは20世紀にナムディンで生まれました。その後またたく間に各地へ広まり、道端の小さな食堂から大きな高級レストランまで、どこでも食べられるようになりました。

材料
フォーの麺とスープ(南部では「ヌオックレオ」と呼ばれます)、そして牛肉または鶏肉がフォーの主な材料です。味噌だれ、こしょう、唐辛子、ライム、ヌクマム(魚醤)などの調味料が添えられ、好みに合わせて加えます。フォー作りでいちばん大切なのはスープ作りです。スープはフォーの魂であり、そのおいしさはスパイスの調和で決まります。また、深いコクとうまみを出すには、牛骨でじっくり煮出さなければなりません。

フォーは朝食にも昼食にも夕食にも食べられます。
南部では、ねぎ、もやし、パクチー、バジルなどの香草と一緒に食べ、中でもノコギリコリアンダー(ンゴーガイ)はフォーに欠かせない香草です。風味や材料がひとつでも欠ければ、味のまとまったフォーにはなりません。牛肉は通常、ウェルダン、レア、バラ肉、ブリスケット、すじの5種類から好みで選べ、希望すれば牛骨の脂(ヌオックベオ)も別の器で出してくれます。スープはやや濁っていて、コクがあり、甘みが濃厚です。南部のフォーは、黒いみそだれ(海鮮醤)、チリソース、ライム、生の唐辛子と一緒に食べるのが一般的です。

北部では、麺が太く、やわらかく、コシがあります。スープは澄みきっていて、あとからほのかな甘みが広がります。北部の人々は、にんにく酢、ヌクマム(魚醤)、すりおろした唐辛子のソースを添えて食べるのが一般的です。特に、揚げパン(クアイ)は北部のフォーに欠かせない「トッピング」です。
スープのフォーは最も有名な伝統料理です。ほかにもフォーの生春巻き(フォークオン)や焼きフォー(フォーサオ)などがありますが、その魅力はスープのフォーには及びません。
フォーの栄養
フォーは栄養豊富な伝統料理で、体に多くの栄養を与えてくれます。ブラックカルダモン、コリアンダーシード、シナモンスティック、こしょう、しょうが、エシャロット、ヌクマム(魚醤)、塩などの材料を含むため、鉄や亜鉛などのミネラルやビタミンの供給源となり、血液の質を高め、血管壁を守るのに役立ちます。

骨や骨髄に含まれるカルシウムは、高齢者の関節の不調の改善や、若い人の成長に役立ちます。牛肉にはアミノ酸、クレアチニン、カルニチン、カリウムが豊富に含まれ、引き締まった筋肉づくりをサポートします。新鮮な野菜や香草に含まれるビタミンは、血中や体の細胞のコレステロールを調整する働きがあります。
VN Cookingが、ベトナムの伝統料理フォーについての興味深い情報をお届けできていればうれしいです!