自然に熟した果物と薬品で熟させた果物の見分け方
ちょっと目を凝らすだけで、家族のために安全な果物を見分けられるようになります。
1. アボカド

買ってきたアボカドがやわらかいのに苦い?それは自然に熟したものではなく、薬品で無理に追熟させられたからです。皮が濃い緑色のものが熟したアボカドだと思っている人も多いですが、では、いちばんおいしく熟したアボカドはどう選べばよいのでしょうか。ヘタの部分を見てみてください。ヘタの跡が大きいものは、未熟なうちに無理に熟させたアボカドです。
触っただけでぐにゃっとやわらかいものは避けましょう。輸送中に傷んでいることが多く、そうでなくても、おいしいアボカド本来のコクはもう失われています。買うときは軽く押してみて、少しやわらかくても皮にハリがあれば、まだおいしい証拠です。次にヘタを押してみて、軽くやわらかければすぐに買いです。最後に、皮にツヤとハリがありつつ、表面にでこぼこがあり、手に持ってずっしりとしたものを選びましょう。
2. パパイヤ

パパイヤがおいしく熟しているかどうかは、手に持ってずっしりと重く、軽くやわらかく、ヘタがまだ実にしっかりついていて、ヘタに樹液が残っているかで見分けます。こうしたものは木で熟したもので、甘くて香りがよく、果肉が厚くてやわらかいです。
薬品で熟させたパパイヤは、外側が明らかにつやつやした黄色で、皮がつるつるしています。指で軽く押してもへこまず、木で熟したものとは違います。
3. ランブータン

ベトナム南部のメコンデルタでおなじみのランブータンは、外側の毛が青々としてみずみずしいものを選びましょう。3日ほど置いてもおいしく食べられます。薬品で熟させたものは、数時間でだんだんしおれてしまい、おいしさがかなり落ちてしまいます。
4. マンゴスチン

ヘタがとても新鮮で、上から底まで部分ごとに色づいているのが、甘くておいしいマンゴスチンのしるしです。無理に熟させたものはヘタが黒ずんでいて、食べると甘酸っぱさではなく、とても酸っぱい味がします。
5. バナナ

バナナはベトナムの多くの人に愛される食べ物で、栄養価が高いのに値段が安く、一年中手に入ります。
バナナを見分けるには、実の部分とヘタを見ます。薬品で熟させたバナナは、実の部分はつやのある均一な黄色なのに、ヘタは緑色のままで、先端に樹液がまだついています。皮をむくと、果肉は芯が残ったようにかたく、生煮えのごはんを食べているような食感です。
木で熟したバナナには、このような特徴はありません。
6. ジャックフルーツ
ジャックフルーツは、ベトナムで薬品が使われることが最も多い果物のひとつです。でも、これから紹介するコツを覚えておけば、おいしくて安全なジャックフルーツを簡単に選べます。
まだ若い実で、外側のトゲがとがっていて密に詰まり、きれいな鮮やかな緑色をしているのに、中の果肉が黄色く熟しているものは避けましょう。これらは薬品で強く熟させられています。ヘタの部分にも注意が必要です(ここに最も多く薬品が注入されます)。ぐにゃっとやわらかくなっていたり、腐りかけていたりします。
自然に熟したジャックフルーツは、無理に熟させたものほど見た目はきれいではありませんが、トゲが大きく、緑から薄い黄色に変わり、ヘタから先端まで均一に熟しています。
7. オレンジ
オレンジは栄養価がとても高いため、科学者が毎日食べることをすすめている果物です。100gあたり平均で、肌の酸化を防ぐビタミンの一種であるカロテンを1,104マイクログラム、ビタミンCを30mg、水分を87.6g含み、体の抵抗力を高めてくれます。
オレンジを長く新鮮に保ち、高く売るために、収穫してから長い時間がたってもみずみずしく見えるよう薬品を使う業者も少なくありません。上から下まで均一に色づいたオレンジを選びましょう。それが薬品を使わずに木で熟したものです。
8. マンゴー
皮が緑色や薄い黄緑色なのに、中の果肉は黄色く熟していて、マンゴーらしい味がなく水っぽいものは、たいてい保存料にたっぷり浸けられています。
早く熟させるために薬品に浸けた果物を買ってしまうと、おいしくないうえに健康にも害があります。
ここで紹介した、無理に熟させた果物や薬品で熟させた果物を目で見分けるコツが、家族のために安全できれいな果物を安心して選ぶのに役立てば幸いです。
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