フエの名物
古都フエはかつて王朝の都だったため、宮廷文化が色濃く残る食文化を誇ります。ここには遠方からの旅行者にも名高い、おいしい名物がたくさんあります。VN Cookingと一緒に、お土産にぴったりのフエ名物を見ていきましょう!
メースン(ごまとピーナッツの飴)
フエといえば、誰もがすぐに思い浮かべるのがメースンです。フエの人々のお茶の席には欠かせない一品です。メースンは米粉、砂糖、ピーナッツ、ごま、水あめ、そして香りづけに少量のバニラで作られます。午後に熱々の宮廷茶をすすりながら、甘くもちもちしたメースンを味わう。これ以上のぜいたくはありません。

今ではやわらかいタイプ、カリッとしたタイプ、黒ごま、ガラスのように透き通ったタイプなど、さまざまなメースンがあり、それぞれに独特のおいしさと楽しさがあります。ただし、お土産に買うときは注意も必要です。色とやわらかさを確かめましょう。透明感のある黄金色で、押したり曲げたりするとやわらかくても折れず、手を離すと元の形に戻るものが良品です。
宮廷茶
フエの宮廷雅楽が無形文化の傑作なら、宮廷茶はフエを代表する名物です。かつてフエの宮廷茶は、王がくつろぎのひとときに味わい、臣下をもてなすためのものでした。
宮廷茶には、さまざまな薬草が使われています。高麗人参、アーティチョーク、甘草、山芋(山薬)、なつめといった希少なものから、菊の花、ゴーヤ、ステビア、ジャスミンといった身近なものまで。そのため、フエの宮廷茶には薬草の自然な香りと、ほかにはないほのかな甘みとすっきりとした味わいがあります。

やさしい甘さで飲みやすいだけでなく、宮廷茶は体にとてもよい薬効もあり、健康や活力を高め、女性の美肌づくりを助け、糖尿病の予防にも役立ちます。評判どおりの名物で、家族や友人への心のこもった贈り物になります。
フエのネムチュア
フエのネムチュアは、ほかのどのネムチュアとも違う、濃厚で独特な味わいです。豚の赤身肉、豚皮、氷砂糖、唐辛子などの調味料で作られ、外側をバナナの葉で包みます。地元の人々が心を込めて選んだ材料で作られる、ほかでは味わえない格別のネムチュアです。

かわいらしいネムは毎日の好物であるだけでなく、古都の人々の宴会や酒席、結婚式、法事にも「登場」します。
ケオカウ(ビンロウ飴)
「ケオカウ」という名前は、半分に割ったビンロウの実に似た形に由来します。中の淡い黄色の部分は糖蜜を乾かしたもので、ビンロウの種を表し、外側の白い部分は砂糖を混ぜた粉で作られ、ビンロウの果肉を表しています。

このフエ名物はかなり昔からあります。もともとは丸ごと乾いたバナナの葉で包まれていましたが、今では割った状態で清潔なセロハンに包まれています。大小の市場や食料品店、観光地でも手軽に買うことができます。
かつてのフエの人々の文化を感じさせるケオカウは、今では多くの旅行者がお土産に選ぶ楽しい一品になっています。
以上、VN Cookingがご紹介したい、フエの有名な名物でした。ぜひ一度フエを訪れて、王に献上されたというこれらの名物を味わってみてください。